カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2022/10/14 09:00
■平均通勤時間はどのくらい?
一般的な通勤時間はどのくらいでしょうか?
「平均通勤時間」のデータを見ながら、平均的な範囲を考えていきましょう。
- ■平均通勤時間のデータ
総務省統計局の「平成28年社会生活基本調査結果」を基にしたランキング(※)
によると、通勤時間の全国平均は1時間19分。片道に換算すると39.5分です。
全国的に見ると、通勤時間が長い都道府県の上位は神奈川県(1時間45分)、
千葉県(1時間42分)、埼玉県(1時間36分)、東京都(1時間34分)となっており、
地方よりも都市部のほうが通勤時間は長くなりやすい傾向があります。
(※)総務省統計局「通勤・通学時間が長い!?ランキング」参考
■持ち家と賃貸の違い
賃貸は通勤時間30分未満の世帯数が全体の約61%、持ち家は約48%です。
結論から言うと、「持ち家よりも賃貸物件のほうが通勤時間は短い傾向にある」となります。
どうして差が出てくるのかと言うと、賃貸物件の方が立地を選ぶ自由度が高いので、
移動の負担も少なくなる、と考えられるからです。
また、持ち家の立地を選ぶ際には、・広さ・予算を優先して、
通勤時間の重要度が下がってしまうということがことが考えられます。
ですので、賃貸物件⇒マイホームの所有へをお考えの方は、
これまでよりも通勤時間がやや長くなる可能性にも目を向けておくといいでしょう。
(※)総務省統計局「平成30年度住宅・土地統計調査」参考
■平均通勤時間によるメリット・デメリット
■通勤時間は、実際生活にどう影響してくるのでしょうか?
ここでは、メリット・デメリットを見て比べてみて考えていきましょう。
■通勤時間が長い場合のメリット・デメリット
・メリット
移動時間が読書や勉強などのスキルアップの時間になります。
・デメリット
プライベートな時間が無くなる。
人によっては身体的・精神的な負担が大きい。
■通勤時間が短い場合のメリット・デメリット
・メリット
自由に使える時間が増える事により、プライベートが充実。
・デメリット
エリアによっては、家賃や土地購入の負担が増える。
行動範囲が狭くなる。
■通勤時間以外に気にする事は?
■通勤時間以外に気になる事と言えば、通勤の負担になるような条件ですよね。
例えば、
・電車に座れるかどうか
・乗換回数は少ないか
・最寄り駅までの距離
・駅までのルート
まず、電車通勤にであれば、座れるにこしたことはありません。これによって、身体への負担は
段違いです。また、乗換回数が少ないかどうかも通勤利便性に重要なポイントです。
乗換時に、間違わないように気を張ったり、乗り込み位置の確保を毎回したり、路線によっては、
離れた乗り込み位置まで歩かなければいけません。こちらも、少ないにこしたことはないはずです。
最寄り駅までの距離・ルートも立地には大事な事ですよね。
徒歩で生ける距離であれば、そこまでの通行手段・駐車場の確保を考えなくてもいいし、ルート上によく行くコンビニ、よく行く施設などがあればとても便利です。
途中に坂道や階段があるかどうか、街灯の数は十分か、
実際に歩いて確かめてみるのがおすすめです。
■まとめ
- ・通勤時間の全国平均は1時間19分(片道39.5分)
- ・持ち家と賃貸では、持ち家のほうが通勤時間は長い傾向がある
- ・土地価格は利便性だけでなく、さまざまな要因によって変動する
- ・乗り換え回数や駅までの距離、ルートなどもきちんと確認しておく