カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2022/10/07 09:00
■A.中古住宅の売却期間は3~6カ月。
住宅は買い手が見つかるまでにそれなりの時間がかかってしまいます。それは、いくら中古住宅が
新築ち比べて価格が低くても、人生の中での買い物の中でとても高価なものだからです。
皆さまもスグに検討、スグ購入おなんて訳にはいかないですよね。
中古住宅が売れるまでの期間は、3ヶ月~6ヶ月。
といわれますが、必ずこの期間内に買い手が決まるとは限りません。
・首都圏と地方などの立地条件
・中古住宅の価格帯
・築年数
以上に挙げた条件などによって需要と供給のバランスに変動が生じるため、
それに合わせて売れるまでの期間もある程度変動が生じます。
買替え時期が事前に決まっているのであれば、だいたい半年。
~6ヶ月。その前までには行動を開始しておきましょう。
中古住宅の売却は、以下の流れで引き渡しになります。
①仲介会社決定⇒②販売活動準備⇒③販売活動⇒④売買契約⇒⑤引っ越し
❶仲介会社決定
■中古住宅の売却は個人間でのやりとりだけで、引き渡しまで行うことも可能です。
ですが個人だけでやるとなると、手間がかかるだけでなく思わぬトラブルに発展する場合もあります。なので、不動産会社を仲介するのが堅実な方法といえるでしょう。
仲介会社の選定は、中古住宅の売却において最も重要な過程です。
選んだ不動産会社によって中古住宅が売れるまでの期間や、価格まで変わってくるので、
幅広いネットワークと実績のある不動産会社を選ぶようにしましょう。
❷販売準備期間(約1週間)
■仲介会社を選定後、売却予定の物件を調査、そして売却価格を決定。
査定によって算出された査定額に需要などの条件を考慮、最終的な売却価格を決定します。
売却価格は物件の売却期間を左右する重要な項目になるので、
しっかりと不動産会社と打ち合わせを行い、最適な売却価格を決定するようにしましょう。
❸販売期間(約1~3カ月)
物件の売却を完了するには、
売り出し⇒内覧⇒交渉⇒ローンの仮審査
という4つのステップを全てクリアする必要があります。
なので、調査が終わり価格が決定したからと言って、すぐに買い手が決まる訳ではありません。
まずは、
・売却したい物件の広告を打ち出し
・購入希望者からの問合わせを待ちます
・購入希望者が現れた後は、内覧の日程を調整し、
・物件を見てもらいます。
物件を見た後に購入意欲がある場合は、売却交渉に移り、
こちらの希望売却価格と相手の希望買取価格のすり合わせを行います。
その後、購入希望者が住宅ローンの仮審査申込みを行いますが、
承認されるまで時間がかかることも多くなっているようです。
❹売買契約(約1~2週間)
購入者の住宅ローンの仮審査の承認が下りなかった。その場合は、再度価格交渉を行って、
承認が下りるのを待つ。もしくは、新しい購入希望者が現れるのを待つことになります。
購入希望者が見つかってローンの仮審査が承認された後、実際の契約になります。
購入希望者との間で引渡し日の決定など、細かな交渉を行い、契約書を交わします。
契約の際には、購入希望者から手付金を受取ります。
❺引っ越し(約1~2カ月)
契約を交わした後は、購入希望者が住宅ローンの本審査を申請します。
住宅ローンの仮審査が承認されている場合は、ほとんど本審査でトラブルが生じることは
ありませんが、本審査で承認が下りなかった場合には、契約が白紙に戻ってしまう可能性が
あるので注意が必要です。
住宅ローンの本審査が承認されたら、売却価格から手付金を引いた残金の決済を行い、
その後、契約書に記載された時期に基づいて引渡しが行われます。