カテゴリ:不動産のお得情報 / 投稿日付:2023/03/10 09:00
「マイホームが欲しい!できれば一軒家がいい。」
実際に、一軒家を持とうと考えるときに、マンションと比べる出てくるメリットやデメリット。
どのようなモノがあるのか気になる方もいるでしょう。
ライフスタイルや家族構成などによって、一軒家orマンション。
どっちがいいか大きな違いはありますが、まずは基本的な特徴を把握しておくことが大切です。
気になる部分をしっかり理解したうえで、自分に合った住まいであるかを考えてみましょう。
この記事では、一軒家が備える魅力や注意点を解説します。
■一軒家のデメリット
一軒家を選ぶとき、どのようなデメリットがあるか把握しておくのが大切です。
ポイント別にご紹介していきます。
その❶ メンテナンスの手配は自分で
マンションなどの集合住宅であれば、毎月の管理費や修繕積立金を支払うことで、
建物の修繕や管理を自分で行う必要はありません。
しかし、一軒家の場合では建物の補修や設備の修繕など必要な維持管理の手配は
すべて自分で行わなければなりません。
築年数が増してくるにしたがって修繕費用も増えていくので、
計画的にお金を積み立てていく必要があります。
その❷ 防犯面のリスク
■マンション
・オートロック機能
・管理人が建物内を巡回する
…防犯面で安心できる部分があります。
■一軒家
・建物自体が独立しているため、必要なセキュリティーは自分で
・住むエリアの治安状況によっては、ホームセキュリティーサービスが必要
…安心して暮らせる環境を整えてみましょう。
その❸ 建て替えができない場合がある
法定耐用年数とは、減価償却の際に使用されるもので、対象となる物件の、
税法上の価値がゼロになるまでの期間を示すものです。
建物は使用するほど劣化していくため、その分だけ価値が下がっていきます。
法律によって定められた基準に沿って決められたものであり、
建物の場合は構造によって違いがあります。
たとえば木造住宅は22年、鉄筋コンクリート造は47年などと決まっており、
毎年減価償却を行うことで、資産価値を計算していきます。
マンションであれば鉄筋コンクリート造などが多いですが、
一軒家は木造の場合が多いため、比較すると法定耐用年数は短くなってしまいます。
ただし、法定耐用年数はあくまで税金の計算のために使われるものであり、
実際に住める年数を示すものではありません。
また、法定耐用年数が短くなれば、それだけ固定資産税も下がることにもなるので、
総合的に判断することが大切です。
■一軒家のメリット
一軒家にはデメリットがある半面で、多くのメリットもあります。
・専用の庭や駐車場を持てる
・子どもの遊び場をつくったり、ガーデニングを楽しめる
┗各自の好みを取り入れた土地活用が行えます。
自宅に駐車場が持てることで、マンションのように駐車場代がかかることがありません。
・管理費や修繕積立金はかからない
・自由な間取りで設計できる
┗家族構成やライフスタイルに合わせた住まいを手に入れられます。
・集合住宅ほど騒音やプライバシーを気にせずに済む
┗子育てに適した環境を手に入れやすいといえるでしょう。
一軒家は家づくりに必要な時間や手間はマンションよりもかかりますが、
その分こだわりのある住まいを得ることができます。
■一軒家とマンションとの比較
| 一軒家 | マンション |
---|---|---|
間取りの自由度 | ・自由度は高め | ・自由度は低め ・生活動線をワンフロアにまとめやすい |
日当たり・風通し | ・窓を自由に配置できる ・日当たりや風通しは良好 | ・高層階なら日当たりや風通しは良好 ・気密性が高い |
設備 | ・必要なものを自由に選べる | ・選択肢が少ない |
リフォーム | ・自由に行える | ・管理規約による制約がある |
防音性 | ・最低限の配慮は必要 | ・隣接住戸への配慮が必要になる |
セキュリティー | ・防犯性を高めるための工夫を自分で行う必要がある | ・防犯カメラや管理人常駐など、防犯面で安心できる |
メンテナンス | ・自己管理が必要になる | ・管理費や修繕積立金が必要になる |
交通の利便性 | ・閑静な住宅街が中心となる | ・駅近の便利な立地の物件も多い |
■まとめ
最後に、一軒家が向いている方とマンションが向いている方の
特徴について見ていきましょう。
暮らしにおいてどのような点を重視したいのかで選んでみるとよいといえます。
一軒家が向いている方 | マンションが向いている方 |
---|---|
・子育てを重視したい ・自由にペットを飼いたい ・気軽にDIYを楽しみたい ・自動車を複数台所有したい ・広い庭がほしい | ・買い物や交通の利便性が良いエリアに住みたい ・共働きなので、駅近の物件が良い ・セキュリティー面を重視したい ・老後に備えてワンフロアが良い ・自動車よりも公共交通機関の利用が多い |