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古い家を費用を節約して売る方法
カテゴリ:不動産を売る  / 投稿日付:2023/10/27 09:00

■古い家を費用を節約して売る方法


古い家を売るにあたって、できるだけ費用をかけずに売りたいという方は
 多いのではないでしょうか。

 今回は、古い家を費用を節約して売る方法をご紹介します。





                              
 そのまま売り出す
                              
古くても最近まで人が住んでいたり、管理が行き届いていたりして
 比較的綺麗な状態の家は、そのまま売り出すことが一番です。


普通の家と同じように、不動産会社に仲介を依頼する方法です。
家をそのままの状態で売り出すことができるため、
解体やリフォームの必要がなく費用を抑えて売ることができます。

また仲介なら、家を売却する時期や期間を自分で決められますし、
販売価格も自分で好きな価格に設定できるので、
売却相場に近い価格になり、高く売りやすいです。

古い家であっても、立地が良い、広い、管理が行き届いているなどの長所があれば
魅力を感じてもらえるため、買い手が見つかりやすいです。
また現在、中古物件の需要が高まっているのも追い風です。
仲介で売れるか迷う場合は、一度不動産会社に相談をして、
意見を聞いてみるのも良いでしょう。


 

                             
 古家付き土地として売る
                              

築40年以上などの古い家や、一部傷や不具合があるような家は、
 古家付き土地として売ることで費用を抑えることができます。

家の価値をゼロとして考え、土地を売るという名目で家を残したまま売る方法です。

この方法も家はそのままでリフォームや解体費用が不要なので、
売却の費用を節約することができます。
ターゲットとしては土地を探している買主と、
リフォーム目的前提などで古い家を探している買主になるので、解体する必要がないのです。

ただし一般的には、土地の価格から解体費用やリフォーム費用を
引いた額で売り出すことが多く、仲介でそのまま売るよりも売却価格は
安くなってしまいます。

家として売り出すか、土地として売り出すかの判断を一人で行うのは難しいです。
需要を理解している不動産会社と相談しながら決めるようにしましょう。



                             
 古い家専門の買取業者に頼む
                             

古い家を費用も手間もかけずに売るには、古い家専門の買取業者に買い取ってもらう

買取とは不動産会社に家を買取ってもらう売買方法。
通常の不動産仲介では個人に売りますが、買取の場合は不動産会社や
買取業者に売り渡すこととなります。

買取業者は、家を買い取ってリフォームやリノベーションを行うことを専門としています。
そのため、家が古かったり損傷があったりしたとしても問題なく買い取ってくれます。

買取は早く・確実に売れるというメリットがあります。
買主を探す必要がないので、最短数日~1ヶ月程度で売却が可能です。
また、仲介手数料も発生しないので、売却にかかる費用を抑えることもできます。

ただし、買取の場合は売却金額が安くなります。不動産会社は古い家を買取った後、
家をクリーニングしたりリフォームしたり、更地にした後に再販売します。
そのため、売主から家を購入する際には売却相場の7割~8割で買取ります。
不動産会社と買取金額の交渉は可能ですが、
8割以上の価格で買取ってもらえるのは難しいでしょう。


                              
 各自治体の空き家バンクに登録する
                              

誰も住んでおらず、空き家となっているのなら各自治体の空き家バンクに登録してみましょう

空き家バンクとは不動産会社や社団法人などが運営しているもので、
各地方自治体などを通して、空き家の売主と買主をマッチングさせるサービスです。

登録自体は無料なので、手間でなければ登録してみましょう。

空き家バンクに登録されている家はすべてが空き家。
さらに、空き家バンクのサイトを見ているということは、
買主は空き家であることを承知していますし、
空き家の多くは古い家であることを理解されていることも多いです。
そのため、解体やリフォームを必要としない買い主が多いと考えられ、
費用をかけずに売ることができます。



                             
 近隣住民に売買を打診する
                             
古い家をなるべく費用をかけずに売りたい方におすすめなのが、
 近隣の人に売買を持ちかけることです。

近隣の人に直接売ることで、不動産会社に支払う仲介手数料を節約できたり、
場合によっては家をそのままの状態で売ることができ解体費用などを
抑えることができるかもしれません。

古い家でも、近隣の人からすると「土地を広げることができる」「道路との接触が良くなる」
などのメリットがあります。

特に隣の家が農業などを営んでいて代々定住している方だと、
家の土地を広げることのメリットが大きく、売買をしてくれるかもしません。

また隣の家が不整形地である場合、土地と合わせて整形地となるケースがあり、
その場合は売買を受けてくれる可能性も高まるでしょう。



                              

 一部リフォームして売る
                              

古い家で傷や不具合がある場合、一部修繕・リフォームしてから売ることで
 費用を最低限に抑えて売ることが可能です


古い家で状態が良いものなどは解体するにはもったいないが、
売れにくそうという家は少なくありません。
そのような家は修繕やリフォームを行うことで仲介で売ることができるでしょう。

リフォームを行うことで古い家でも物件の清潔感と利便性が増すので、
価値が上がるため同じ築年数、同じような立地の他の家よりも格段に売れやすくなります。

フルリフォームではなく、風呂場やトイレなど水回りの一部リフォームを行うことが一般的です。

買主が気にしやすい水回りはやはり築年数を重ねるごとに劣化していき、
買主が購入をためらうポイントの1つです。
そのような部分を先にリフォームしておくことで、家の価値を高めることができます。

リフォーム費用は、水回りのリフォームはトイレで20万円~50万円、
風呂場で50万円~150万円程度となります。
解体する場合は数百万円ほどかかる可能性が高いため、
部分的なリフォームで売ることができれば費用を抑えることができます。



                              
 家を解体して、土地を売る
                              

古い家がどうしても家として売れなさそうな場合、家を解体して売るというのも手です

現在建っている家を解体した後に、更地の状態で売却活動を行う方法です。

解体して売ると、家がある状態で売るよりも買主が見つかりやすいため、
早く売ることが可能です。家の解体に1カ月程度かかるとして、
そこから売却活動を始めると、土地の需要にもよりますが
大体3~4か月程度で売却できるでしょう。

新居を建てたくて土地を探している買主は、更地を探していることがほとんど。
更地なら土地を購入した後自分で家を解体する必要がないので解体費用がかかりませんし、
すぐ新居の工事を始められます。そのため古家付き土地で売るより、
更地にしてしまった方が売れやすいです。

ただし、古い家を解体するための費用はかかります。
家の解体費用は家の構造や広さなどにより異なりますが、
100万円以上掛かる場合がほとんどです。また家の解体だけでなく、
庭や駐車場などもなくさなければならないので、敷地が広いほど費用がかさむでしょう。








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