カテゴリ:不動産を売る / 投稿日付:2023/06/23 09:00
一般的に難しいとされる二世帯住宅全般の売却方法から、
完全分離型・一部共有型などタイプ別の売却まで詳しく説明いたします。
■2世帯住宅とは
2世帯住宅とは親世帯・子世帯といった2つの世帯が
1つの建物の中で暮らす住宅のことを指します。「完全分離型」「非完全分離型」など、
さまざまな種類が存在しており、最近では、2世帯マンションや2世帯近居などの新形態にも
注目が集まっていることから、一定のニーズのある住居タイプです。
2世帯住宅の種別
□完全分離型
┗完全分離型は、親世帯と子世帯が完全に分離されているタイプの2世帯住宅です。
□非完全分離型
┗非完全分離型は、親世帯と子世帯の居住空間が重なる部分のある2世帯住宅のことを指します。
□一部共有タイプ
┗一部共有タイプでは、同じ建物内の一部分を親世帯・子世帯が共有しています。
□完全同居タイプ
┗完全同居タイプでは、すべての部分を親世帯・子世帯が共有しており、
一般的な戸建てに2世帯が暮らすイメージです。
■2世帯住宅が売りにくい理由
2世帯住宅を売却しにくい理由の1つに「需要」が挙げられます。
マイホームを検討されている人全体に対し、2世帯住宅を探している人の割合は少なく、
そもそも2世帯住宅の需要があまり多くないと言えます。
また、上記で解説したように、2世帯住宅にはさまざまな種類があります。
2世帯住宅を探している人の中でも「完全分離型タイプを探している」
「一部共有タイプの中でも水回りはすべて別がいい」など、家族の事情により要望は異なり、
「祖父母と息子夫婦」「祖父母・息子夫婦・孫2人」といったように家族構成によっても
住宅のニーズは異なります。
そのため、買主のニーズにぴったり合った2世帯の中古住宅が少なくなってしまうのです。
□売り出し価格が高くなりやすい
┗2世帯が暮らす設備や広さが必要となりますので、
2世帯住宅では通常の一戸建てよりも建築費用が高くなる傾向にあります。
2世帯住宅の建売はほとんどありませんので、新築の場合、
注文住宅で建築することが多いかと思われます。
完全同居タイプでは通常の戸建てとあまり変わりませんが、
特に非完全分離型・完全分離型の場合だとコストがかかってしまうので、
売り出し価格も高くなってしまう傾向にあります。
その一方で、中古住宅を探している人の中にはなるべく価格を抑えたいと考えている人も
多いでしょう。しかし建築当初にコストを多く要することから、
から、中古市場に出回る際にも価格が高いケースが多く、
中古住宅市場では避けられてしまうことも少なくないようです。
■2世帯住宅の売却のポイント
2世帯住宅のタイプ別に売却方法の例をご紹介しました。
続いて、誰にどのように頼んで売却を進めればよいのかについても把握しましょう。
ここでは、2世帯住宅を売却する際のポイントについて解説します。
■プロに相談する
┗ご自身の2世帯住宅に適している売却方法はどのようなものなのか、
プロに相談してみましょう。
■急ぎすぎない
┗不動産はどうしても高額となりますから、すぐに売れるとは限りません。
さらに、2世帯住宅の売却では通常の戸建てよりも売却に時間がかかる可能性がありますので、
焦りは禁物です。2世帯住宅の売却には時間が必要だということを念頭に置いて、
焦らずに売却活動を行いましょう。
■売却価格に左右されない
┗売却の際には、どうしても建築費用など当時の取得費用を考えがちです。
思い入れのあるご自宅なら、なおさら売却価格にこだわってしまうかもしれません。
しかし、相場から大きく外れた価格で販売していても、
売れずに時間が過ぎていってしまいます。
売却のためにはプロの意見に従い、相場から大きく離れない価格を設定する決断が必要です。
■まとめ
一口に「2世帯住宅」といっても、家ごとにさまざまな特徴があります。
2世帯住宅を売却する際には、その特徴を活かした売却活動を行っていきましょう。
売却を検討しているのであれば、複数の不動産会社に一括で相談できる一括査定サービスの
利用をおすすめします。不動産の売却には信頼のできる業者選びが必要不可欠です。
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