カテゴリ:不動産を売る
「家を売却するときの片付け方が分からない」「効率よく片付けて高く家を売却したい」と思っていませんか?
本記事では、家の売却時の片付け方法や効率的な片付け手順を解説しています。
■家を売却するには片づけが必要
内覧の際に家の印象は重要です。そのため、家の中の荷物はすべて片付けておきましょう。
それでは、なぜ家の売却に片付けが必要なのでしょうか?家の売却に片付けが必要な理由は、以下の3点です。
【片付ける理由】
- ・内覧のときに部屋が狭く感じるから
- ・家の売却査定に響く可能性があるから
- ・空き家にすると内覧がしやすくなるから
片付けることで家が売りやすくなり、結果的に高い金額での売却につながります。
■部屋が本来よりも狭く感じるから
1つ目の理由は、部屋を本来よりも狭く感じさせてしまうからです。
片付けをしない部屋は狭く感じてしまい、開放感がなく、使い勝手が悪そうな印象が残ります。
一方、部屋の中がスッキリしていると実際に居住するときのイメージがつきやすく、
購入に繋がりやすくなります。
■売却査定に影響がでるから
散らかった家は査定額が低く出てしまう可能性があるからです。
査定額とは「家を売却できる金額」を指し、建物の状態や立地によって金額が決まります。
そのため、建物の状態を良好にしておくと高い値がつく確率があがるのです。
荷物の片付けが手付かずの状態では掃除がしづらく、掃除が行き届かないと異臭に繋がります。
部屋が汚いことで査定額が下がることはありませんが、査定の中の「部屋の異臭」の項目でマイナスポイントになる可能性が高いため注意が必要です。
荷物を片付けて掃除ができる環境を作り、特に壁紙や排水口の掃除は家の売却査定前に入念にしておきましょう。
■内観にしやすくなるから
空き家にすると内覧がしやすくなるからです。
家を空き家にすると不動産会社が家の合鍵を管理でき、
不動産会社や家の購入希望者が好きなときに内覧できるようになります。
高値で家を売却したい方は内覧の機会を増やせるよう、内覧がしやすい環境を整えておきましょう。
■家を高く売れる片付けのタイミング
家を高く売却するには「家の状態が良い」「売却開始からの期間が短い」ことが重要です。
そのため、売却開始したら「いつでも内覧できる」「いつでも家を売れる」状態にしておくのが理想です。
不用品の片付けによい時期は3回あります。
- ❶家の売却査定前
- ❷家の内覧前
- ❸家を引き渡す前
これら3回の時期を目安にして、計画的に家の片付けを進めて行くとよいでしょう。
■家の売却査定前
片付けによい時期の1つ目は、家の売却査定前です。
査定時は家の築年数や立地条件を重視するため、本格的な不用品の片付けは不要です。
家の売却査定に響かないように「水回り」や「壁紙」を優先的に掃除をし、ニオイ対策を行いましょう。
■家の内観前
購入者が内覧する前は、片付けによい時期の一つです。
内覧時の部屋の広さや雰囲気は印象に残りやすいため、購入に影響を及ぼします。
まだ居住している場合は荷物があっても問題ありませんが、大きな不用品は片付けておきましょう。
また、家の購入を希望する方は複数の物件を内覧しています。
家に良い印象を持ってもらえるよう、部屋の掃除まで行うことが大切です。
■家の引き渡す前
売買契約を結ぶ前や引き渡し前に専門業者に掃除してもらうことで、
家を高く売りやすくなります。
専門業者を入れる前提で家を売却した場合、家を引き渡す前には不用品をすべて処分し、
専門業者が入った後の状態であることが必要です。
家を引き渡す前には付帯設備以外の荷物は全くない状態にし、
依頼した掃除も完了させておきましょう。
■家を片付ける時間と効率のいいやり方のポイント
家を売却するときの片付けには「時間」と「労力」、ときには「お金」も必要です。
これらを最小限にするために、以下の手順とポイントをおさえて片付けを進めましょう。
- ❶片付ける場所の順番を決める
- ┗大きな家具・家電のある部屋から片付けるのがおすすめです。
- 片付ける順番は、リビング、寝室、物置などからはじめていきましょう。
- ❷家の中は1部屋ごとに片付けを始める
- ┗不用品の片付けは、家の中の1部屋・1区画ごとに始めるようにします。
- 小さなスペースごとに片付けをする方が結果的に早く終わるため、
- 1部屋ごと片付けるとよいでしょう。
- ❸必要なものと不用品を仕分ける
- ┗片付けに着手したら部屋にあるものを集め、
- 「今使っているか」を判断基準にした仕分けを行ってみましょう。
残すものと捨てるもののスペースを確保し、それぞれの場所に仕分けていきます。
仕分け途中に「捨てるか」を迷うこともあるかもしれません。
どうしても判断できないときは、保留スペースを作ってもよいでしょう。判断に迷ったら「一生取って置きたいか」を基準に考えてみてもよいかもしれません。
- ❹不用品を処分して部屋の掃除をする
- ┗不用品を処分したら部屋の掃除をします。壁紙や窓、特にニオイが気になる水回りは入念に掃除をしましょう。
また、不用品やゴミの処分は1部屋・1区画ごとに行います。
最後にまとめて行うよりも時間が短縮され、視覚的にも片付けがしやすくなります。
ポイントを参考にすることで、片付けをスムーズに行うことができますよ。
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